歯が抜けてしまった場所にチタン製のインプラント(人工歯根)を埋入し、人工の歯冠を取り付ける治療法で、適切な術後のメンテナンスを続けることで、半永久的に使用することが出来るため永久歯に続く”第3の歯”ともいわれます。
顎の骨とインプラント(人工歯根)を結合させたあとに人工歯冠を取り付けるため、天然の歯と同じように食事をとることが出来ます。 また、人工歯冠の色や形も最新技術によって、今のご自分の歯と同じように再現することが可能なので、入れ歯やブリッジに抵抗のある方は、是非インプラントでの治療をお勧めいたします。
インプラント手術を行うためには、一定の顎の骨の幅や量が必要です。顎の骨の幅や量がない方でも補助手術をすることによってインプラント手術が可能になります。必要な骨が欠損している場合に骨を造成したり、歯が欠損している部分の骨の陥凹の形態を整えて機能・審美を改善します。
総入れ歯でも部分入れ歯でも適用できる汎用性の高い治療法で、残存歯やインプラントを入れ歯で覆い被せます。インプラントを補助として使うことで、オーバーデンチャー全体の安定性が高く、噛む力が高いことと、異物感を軽減するだけでなく、残存歯の状態や機能によって、全体のバランスやデザインが異なるのも特徴です。
無歯顎欠損に対して下顎で5〜6本、上顎で6〜8本のインプラントを用い、上部構造を連結固定するブリッジタイプの補綴方法です。インプラントで固定されているため、義歯のような痛みや違和感がなく、しっかり噛むことができるので、義歯で悩まされていた方にとって、とても有用な治療法です。
インプラントの周囲組織で炎症が起こる疾患で、歯周病と同じ細菌感染症の一種です。歯面ではなくインプラントの表面に付着したプラーク(歯垢)が原因で起こります。歯周病と同様に明らかな痛みを伴わない場合が多く、自覚症状が現れにくいのが特徴でなので、定期的なメンテナンスを通して予防に努めることをお勧めしています。